ラジオ日本(神奈川県)でラジオCMをお考えなら
ラジオ・コマーシャルは「番組提供(タイム)」「スポットCM」といった選択肢があり、
放送素材も「知名度アップ」目的なのか「販促直結」なのか、
ターゲットは「一般消費者(BtoC)」なのか「企業(BtoB)」なのかで手法が変わってくるので、
一口にラジオCMとは言っても、費用対効果を高めるための戦略は重要です。
■タイムCM(番組提供)
3ヶ月単位で番組のスポンサードをする形式です。
平日週5日(ベルト)の番組や週1の番組などがあり、
ターゲットがはっきりしている場合は、目的に見合った番組のタイムCMを流すことで、
ターゲットにしっかりと社名や商品を認知させる事ができます。
◆番組の前後にクレジットが流れる。
└CMの他に番組のはじめと終わりに「この番組は○○の提供でお送りします」といったクレジットが流れるため、
一回の放送で3回社名や商品名が流れることになります。
CM単価もスポットCM料金と変わらない場合が多く、クレジットが流れる分お得と言えます。
◆毎日同じ時間に流れる。
└ラジオのリスナーは決まった時間にラジオを聞いている場合が多いので、
特定のターゲットに「○○と言えば△△」というイメージを定着させるのに適しています。
◆大手が抑えている傾向がある。
└全国配信の番組などはほとんどが有名大企業が抑えているため、
「番組提供=しっかりした会社」というイメージになり易いといえます。
◆CM素材の差し替えが可能。
└月毎でのCMの差し替えが可能なので、季節にあった商品のCMを流す事ができます。
■スポットCM
極端な話、1本からでも放送が可能で、
CM枠の空きがあれば、番組中でも番組間でもコマーシャルを流すことが可能です。
期間的に制限されている「イベント告知」
などはスポットでの提供という事になります。
浅く広く知ってもらう事ができるので一般消費者に対する「ニュース性」の
高い情報に向いていると言えます。
スポットとタイム…おススメは?
結果からいうとタイムの方が断然おススメです。
「知名度を上げたい」「商品PRをしたい」といった目的を果たすためには、
少しでも多くのCMを流す方が効果が期待できるわけですから、
クレジット(社名の読み上げ)が流れたり、信頼感の高い「番組提供」の方が費用対効果が高いと
言えるからです。
また、ターゲットが絞れるのも「放送回数対効果」を上げるのに有効と言えます。
■時間特性を考える
●ラジオの視聴傾向は地域によって大きく変わるので一言では言い切れませんが、
一つの考え方を紹介します。
◇関東圏で朝の7:00~9:00 …
東京周辺で車を持っているのは比較的富裕層と言える。
この時間帯は出勤時間帯である。
→公務員や高所得者向けの商品PRに有効。
このケースを交通網の発達していない地方都市で考えると、ほとんどの人が車を持っていることが考えられるので
→公務員や会社員、中小企業経営者向けの商品PRに有効。
となります。概念的にはこういった三段論法でターゲットを絞っていくのですが、
その他にも時間の特性として
◇12:00~13:00 …一般的な昼食時間。食堂や商店街での聴取。
◇17:00~18:00 …公務員の退社時間。通勤車での聴取ターゲット。
◇日中 …個人経営、中小企業ではUSENの代わりにラジオを流している事も多い。
◇19:00~22:00 …ハイティーン向けの番組が多い。
などをどう紐づけ、ターゲットを絞っていき検証するかで効果が変わってきます。
基本的にはやはり「トライアル&エラー」の繰り返しで効果をあげていきます。
●ラジオでもテレビでも同じですが、人気のある芸能人の番組だと聴取率が高く、
その芸能人のファン層=CMターゲットだと効果的と言えるのですが、
やはり番組提供料金もそれなりに高くなります。
例えば木村拓哉さんや福山雅治さんの番組は聴取率が高い番組なのですが、
スポンサー料も高い以前に、現在のスポンサーが番組自体を買い取っているので
CMを差し込むことができません。となると何が提案できるかというと、
その番組の前後の番組にCMを入れるというのも一つの考え方です。
その他のラジオCM活用方法…求人募集での活用。
最近、お問い合わせが増えているラジオCMの活用方法として、
年々難しくなる企業の人材不足、スタッフ採用の手段の一つとして、
●人材募集、求人情報サイトへの誘導。
というラジオCMの利用方法もあります。
ラジオ局各社によって審査基準は変わりますし、
ハローワークへの登録が必要だったり、
審査が通常より厳しいなどの条件はありますが、
企業にとって人材確保は事業拡大や事業継続において重要な要素なので増えてきたラジオCMの活用方法だと思います。
ちなみに弊社では企業様の
リクルートページの制作とラジオ求人CMをワンストップで対応可能です。
■CMにかかる費用
ラジオCMを放送するにあたっての費用は基本的には
●CM制作費
└地方局は5万円~10万円~。首都圏だと15万円程度~。実は局や流し方によっても制作費は変わりますし
BGM、ナレーター、修正回数などこだわればこだわっただけコストはかかりその費用は天上なしと言えますので、
まずは安く抑えて作るところから始めてCM素材の大切さを考えていく事をお勧めします。
●CM放送料(スポット1本単価)
└地方局は@数千円~5万円。東京だと@2~10万円程度。を目安に考えて下さい。
…でもお見積りを依頼いただくのが一番です。
ちょっと詳しい話をすると、基本、
●地域によって放送料金大きく違います。
●ラジオ局ごとに放送料金が違います。
●タイムとスポットでは料金形態が違います。
●人気番組とそうでない番組で放送料金が変わります。
●出稿本数が少ないとサービスができません。
といった事があり、例えば「ラジオ○○さんは1本いくら?」と聞かれても
「CMの秒数、タイム、スポット、出稿量、番組、放送エリア、放送内容、etc を聞かせていただいてからお知らせします。」
としか言えない部分があります。
ザックリと言えば、全局違う法人が経営していて、放送倫理の厳しさや営業姿勢も違いますので、
料金表を出していくらとは言えないわけです。
全国的にCMを流したいなどの大きめのお話になりますと、
各局、各団体ともサイネージとのメディアミックスなども行っており、
時期折々の『◎×△祭』などお得なのキャンペーン商品もご案内できる場合がございます。
弊社としてもクライアント様と末永くお付き合いをさせていただきたいので、
その都度、色んな意味で頑張らせていただきますので、
まずはご相談いただき、お見積りをご依頼ください。
CMの制作もリマーならシンプルに作って5万円/本~。
※放送管理を伴う場合の料金になります。放送管理を伴わない場合は9.8万円~となります。
※エリアによって料金は変動いたします。
「ホームページ誘導型」ならランディングページ制作も対応致します。
「折込チラシ連動型」もご相談下さい。
※CM制作~放送まで一連のやり取りは「メールとお電話」での対応となり、原則訪問致しませんのでご了承ください。
※お支払いは原則前金で制作料、放送料とも開始前入金となります。
【CM制作・作品サンプル】
ラジオCM制作のサンプルとして
青森~九州、沖縄まで、
『お固い作品』から『コミカルなモノ』まで
たくさん紹介したい作品はあるのですが、
著作権を考えるとお客様用の作品はちょっと流しにくいので、
弊社で弊社用に作ったモノの中から特徴的な物をサンプルとして紹介します。
【CM制作・放送原稿サンプル】 …ダウンロードされます。
ラジオCMを制作する際に、初めに行うのが「放送原稿」を書く作業です。
クライアントの希望とかラジオCMを流す趣旨を聞き取り、
・商品の知名度アップ
なら商品名を多く流す。…連呼型もいいですね。
・イベント告知
なら場所、日時、イベント名、イベントの目玉などをはっきり伝えられる内容にします。
お客様が放送原稿を書いてくれるケースも割とあるのですが、
・20秒(実際は19秒)に全文が入る事。
・早口になりすぎない事。(内容が聞き取れない、耳障り等の問題が起こります。)
・放送倫理にかからない事。
などに気を付ける必要があります。
CM制作前には各ラジオ局に「クリエイティブ・チェック」を依頼します。
「あ~、この原稿内容だとウチの放送局では流せないですね~。」と言われることもあります。
実は業種によっては流せないということもありますので、
やはり事前にご相談いただくのが一番いいかと思います。
下に実際に使った弊社の放送原稿をサンプルとして紹介しておきますね。
CMの著作権について
ラジオCMの制作にあたって気を付けておきたいのがCMの著作権です。
例えば広告代理店がクライアントから「FM◎×」でCMを流す依頼を受け、
FM◎×のアナウンサーを使って局制作した場合、
クライアントから『受けが良かったのでamでも同じCM素材を流したい』
という話になると厄介です。
基本的にラジオ、テレビに関わらず、局で制作したものは
他の局では流せません。同一地域のAM、FMでも遠隔地でも無理です。
上記のケースは放送局が権利を持っているというケースですが、
代理店が権利を持っているケースもあり、ほとんどはこのケースです。
(クライアント)「他の広告代理店であのCMの素材を使いたいんだけど…」
(代理店)「他の代理店通しであれば、このCMは弊社が作成させたものなので渡す訳にはいきません。」
といった事になります。
ではクライアント様が権利を持つCMは制作できないのか?
CM制作会社に制作を依頼すればもちろんできます。
ただ、CM制作会社は制作だけで利益を出さないといけないので
代理店を通すより割高になるのが一般的です。
代理店は放送料からのマージンが欲しいので、
他の代理店との価格競争に勝つために
制作料は安く抑えようとする傾向があるわけです。
よって複数の局で流す可能性がある場合は、
クライアント様がCMを他局でもネット上でも自由に流せるよう、
事前に権利を明確にしておくことが必要です。
放送局は媒体運営が本業で、番組を作ったり、放送審査をしたり、電波塔の保全をしたりします。
代理店は放送局にデポジットを払いCMの販売契約をしクライアントの為にCMを制作したり、代金を回収したりします。
こういった関係性が安定的に続いていて、ラジオ局も代理店を立てるのでラジオ局にCMの相談をすると、
どこかの代理店に振られるのが一般的です。
「CM制作、集金代行、放送管理などクライアント周りは代理店の仕事ね。」といった感じでしょうか。
全国規模の代理店、地方密着の代理店などいくつもある代理店の中で、
弊社の特徴は
■全国ほとんどの局にCMを入れられる。
■社内でCM制作ができ一貫管理ができる(権利設定が自由)。
といった点です。
例えば九州の代理店が東北のラジオ局との代理店契約を持っているケースが多いとも思えませんし、
CM制作自体は外注という代理店が一般的だと思います。
実際に沖縄で流したCMが好評で、後になってから同じ素材を福岡で流したいというケースがあり、
「第三者権利」などの縛りがなく「両方のラジオ局の代理契約を持ってる」というのが
上手く働いたケースでした。